老後の資金がありません📖
中公文庫
垣谷美雨さん著
「老後の資金がありません」
紹介させて下さい☺️
1200万あった預金は娘の結婚式で500万
舅の葬儀、墓代に400万
残り300万円を切ってしまったというのに
夫婦揃ってリストラ🥲
今現代の
年金だけでは暮らせない😅問題に特化した家計応援小説になっています。
私達50代夫婦にとって、金融庁が発表した
老後2000万円問題…
はい?!何のことでしょうか?!
では済まされないのです。
その為にコツコツとお金の勉強💴💰始めました。その傍に出会ったのがこの本でした。
最初の感想は、
「こんな本が読みたかったーーー」でした。
解説文で室井佑月さんも書いてありますけど、私もまさに同感でした。
この本は読者に寄り添っていて、尚且つ温かいのです。
50代って、子供の教育費👶
親の介護
避けては通れないんですよ〜😭子供は育つ、と同時進行で親は老いる。
中間層の我々の役目はとても厳しいものです。
この本の主人公
後藤篤子さんはしっかり者だが、娘の派手婚を許したという点と、舅姑に生活費を仕送りしているという点で
私はふーん、納得いかないな〜とは思うのですが、、、そんな人は世の中数えたらいるのでしょうね😦とても苦労な話です。
どうやって年をとっていくか!!
今の日本、少子高齢化が進む中
雑誌やテレビ📺よく特集されています。
老後についての知識を知れば知るだけ怖くなると言いますか、不安が不安を煽るものなんですよね。
子供に迷惑をかけたくない、とか
親の面倒なんて本当にみれるのか、とか
これだけの資金で定年退職後夫婦2人なんとか暮らせるのか?!とか、
本当に目に見えない不安のヴェールの中で私達世代は生きています。
そんな我々世代に
こんな人生もあるんだよ!と
読んでいてクスッと笑えたり
ここの文章辺り同感だわと思えたりするのがこの本です😌
この本の後半は
ちょっと危ない年金詐欺に加担する
という犯罪めいた、それは完全小説の中の世界だろ!とツッコミ入れたくなる部分もあるのですが笑
興味湧いた方で、また読んでいらっしゃらない方いたら
是非読んでみて下さい😊
サクサクと読める文章で、決して難しい文体ではありませんので。
私の個人的感想は!?
というと、
側から見てもその家庭の資産は分からない。
老後に必要な事は、見栄を張らないというスタンス。
ミニマムな生活を心掛ける。
夫婦協力し合ってやれる事助け合える事をして
極力子供の人生に迷惑をかけない(もちろんお金💰の面でも)
働けるうちは働き続ける。
ということなどでした。
私は1人の時間がとても好きだけど、2、3人の友人は持っていた方がより幸せなのかなあ…とも感じましたね。
人は誰しも年をとる。
だけど恐れないで!!!
何事も何とかなる👌ものです。