もう他界しましたけれど、私は父親の事が大好きでした。

 

父といえば

お酒を浴びるほど飲んで周りをとても困らせたり、子供みたいな事を言ってダダをこねるみたいな、到底大人がするとは考えにくいことを平気でやっちゃうようなところがあったんですけれど…🥲

 

 

それでも私は父が好きだったんだと思います。

 

 

親子でも人間関係ですから、気が合うとか

相手の考えが分かるとか、笑いのポイントが同じとか、色々あると思うのですけど

私は父親と笑いのツボが一緒だったり、顔を見ると思ってる事が分かる、みたいな所がありました。

 

 

父は野球⚾️が好きで

「今日の西武の先発誰やと思う?」と聞くと

「そろそろ涌井あたりやないか?」と静かに答えるのでした。(ほぼほぼ全リーグの先発を当ててくれました)

 

 

野菜を作るのも父はとても上手くて、主人が作る野菜🥬を見に来ては

「もっと工夫せんといかんぞ〜」とぼやいて帰って行きました。

 

 

短絡的で勝手で変なところですぐカッとなるところもあって、なんでこんなことでキレるかなあ〜と思うことも多々ありましたが、、、

 

 

 

お嫁に行く際、照れながら私が

「お世話になりました」と言うと

父も照れながら「可愛がってもらえよ」と答えてくれたのは

25年以上経った今でも忘れることがなかなか出来ないです😌

 

 

旦那さんに今とても可愛いがってもらえていると思います。

 

 

 

楽しいばかりの家庭では決してなかったけれど、(苦しいことの方が実際は多かったけれど)

悪い事ばかりでもなかった…

 

 

亡くなる2年前の誕生日に

父が欲しがっていた靴👟をプレゼントしてあげました。

私から貰ったものだと人に自慢つつ愛用してくれていたそうです。

 

 

子供が出来て初めて人は大人になれるといいますけれど、

父は死ぬ最期までお子ちゃまのまま旅立ちました😇

 

 

そういう人生もまたよろしい

と私は思うのです!

(周りの者はとても大変ですが)😅

 

 

父が亡くなって5年が経ち、

色々思う事はありますけれども、

友達にすると楽しい人だったかもなあー

と今頃ふと思い返します。

 

 

今日は腹も立ったけれども

とても大好きだった父親のお話でした!